2018年秋。二本松の彫刻仏具店に依頼していた修復が
終わりましたが、羽根毛はほとんど手つかずでした。

去年（2019）秋、東京浅草の宮内庁御用達宮本卯之介
商店さんに羽根毛の修復を依頼し、３月初めに納品さ
れた獅子頭です。見事なまでの出来映えです！　　　

修復前の羽根毛。ひどいものです(>_<)

修復なった羽根毛。フサフサです＼(^o^)／

修復前。
　

修復後。

「オレの頭の毛も修復してもらいっちー！」と、薄毛の 
誰かが叫びました(^^;;今年の彼岸が終わった後、蒔絵師
の山内氏に金箔の剥がれた部分を修復し、留めうるしを 
施してもらえば全て完成です。　　　　　　　　　　　 
あ〜、ここまでの道のりの遠かったこと。直す直さない 
の議論を重ね、10年は優に経ちました。次の修復が必要 
になった時、天寧獅子が存続していることを祈るのみで 
す！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 
皆様、どうか応援を宜しくお願いしますm(__)m